
自分のお口、いつの間にか匂ってしまっているかもしれません。その実情にすぐ気づけないことが多いのが事実でしょう。
そこで本記事では口臭の原因や口臭を予防するための対策方法を解説していきます。今日から実践して口臭の改善に向けて取り組みましょう。
口臭の種類は3つ 原因は舌苔の可能性あり
実は口臭には種類があります。
- 生理的口臭
- 病的口臭
- 心理的口臭
順に解説します。
生理的口臭
こちらは誰にでも発生しうる口臭現象です。
唾液の減少がトリガーとなることで口臭の原因物質VSCガスが発生し、口臭となります。
VSCガスとは、口内細菌である「嫌気性菌」がタンパク質やアミノ酸などを分解することで生まれるガスのことを指します。
病的口臭
こちらは歯石や舌苔、歯茎に関する病気から発生する口臭です。
もちろん口内だけが原因ではなく、蓄膿症や喉痛が原因で発生することも大いに考えられます。
入れ歯を利用しているために匂いが残っていることも原因として挙げられます。
心理的口臭
意外かもしれませんが、口臭がないのに「今、口匂うかも」といった思い込みの可能性もあります。自臭症とも呼ばれ、身内や医療機関に相談するのが効果的です。
口臭の原因
生理的口臭の頻度が高いことや病的口臭に当てはまる際、舌苔が考えられます。
舌苔とは舌の表面に張り付く白~淡黄色の物質であり、VSCガスを発生させやすいことが特徴です。
個人的に匂いがきつすぎるなどの思いがある際は蓄膿症など口だけの問題ではないかもしれません。その際にはかかりつけ医に相談しましょう。
口臭の対策法5選
以下の予防方法を活用して効率的に口臭の改善をしていきましょう。
- 歯間ブラシや歯磨きを毎日行う
- マウスウォッシュを活用して良い匂いをキープする
- 口呼吸をやめ、鼻呼吸をする
- タバコやコーヒーなどの匂いがする飲食物を避ける
- 医師に相談し、治療や薬の処方を検討する
毎日お口の手入れをすることは当たり前、という認識を持つことが大事です。早めの改善を希望であれば、食事の後は毎回歯磨きやマウスウォッシュの活用をするのがおすすめです。
また口臭を特に防ぎたい場面前では食事にも配慮し、不必要な匂いが口から発生しないように努めましょう。
様々な手を尽くしても中々改善されない場合は医療機関を受診しましょう。
歯科や口臭外来への受診がおすすめです。
まとめ
本記事では口臭が気になる方向けに口臭の原因とその改善策をまとめました。一筋縄ではいかないことが多いと思いますが改善に向けて本記事でまとめたことを今日から実践してみてください。匂いが気にならない状態を目指しましょう。